私は千葉県に住む72歳の陶芸家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

現在東京に住んでいて、都内の会社に勤めているが会社の異動命令により関西地方に転勤することになりましたら、新たに会社に通いやすい所で賃貸物件を探すことになります。物件の情報の集め方となるといろいろありますが、不動産会社に直接行って物件を紹介してもらうのが一番いいのですが、一度行くだけでも新幹線代などの交通費がかかりますので、直接地元の不動産会社に電話で聞いたり、ホームページから物件の情報を集めることになります。そこで、物件の情報をみるとあまり関東の人にとっては見かけない言葉があります。保証金や解約引きといった言葉になります。これは、関西地方や中国地方、九州地方などの一部の地域で使われているお金の制度になります。

保証金は、基本的には関東や全国的にいえば敷金と同じ意味になります。家賃の滞納や故意や過失による部屋の設備を損傷させてしまった場合、原状回復に使われる費用になります。退去をするときには、これらの費用が引かれて借主である入居者のもとに返還されるお金になりますので、ほぼ敷金と同じお金になります。しかし、物件情報で「保証金何か月分、解約引き何か月分」と記載されている場合は注意が必要です。退去時には原状回復にかかる費用が差し引かれて返還されますが、解約引きはあらかじめ契約手続きの時に退去時に引かれるお金を決めておく制度にになります。そのため、部屋の状態がキズや汚れなどがなくきれいな状態で引き渡しても引かれるお金は契約時に決められた金額になります。