僕は岩手県に住む67歳の理学療法士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸の契約は何かと面倒な手続きがたくさんあるものです。また、法律知識などがないと良くわからないという人も多く、きちんと契約書に目を通さない人も少なくありません。しかし、契約書には重要な記載事項が載っていますので、きちんと自分の目で目を通してから承諾するようにしましょう。最近増えてきているのが、仲介手数料に関するトラブルです。こうしたトラブルを避けるためにも、あらかじめ最低限の知識を知っておくと、何かと役に立ちます。では、具体的にどういった問題があるのかを、仲介手数料についても確認しながら紹介し、その際の注意点をあげていきましょう。まずは、仲介手数料とは一体どんな手数料なのかを簡単に説明します。

仲介手数料とは、物件の広告や仲介、管理を行ってくれる不動産業者に対して支払う手数料です。この仲介があったからこそ、賃貸契約に至ることができたので、そのお礼金のようなものと解釈しても良いでしょう。法律では上限額が定められており、その金額を超えて請求することは出来ません。しかし、法律の範囲内であれば、その金額設定は業者の自由となっています。この手数料は課税対象内です。原則的には、借主側と貸主側から、およそひと月分の家賃を半額ずつにした金額に消費税をかけた金額が請求されます。しかし依頼主側からの承諾があれば、ひと月分を借主側に請求しても良いことになっており、この契約がトラブルになることがあるようです。