私は山梨県に住む35歳の電気工事士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件を借りるときは、毎月の家賃以外にさまざまな初期費用が必要になります。敷金は、借りる部屋に対しての保証金のようなもので、汚さずにきれいな状態をキープすると、退去の時に敷金の一部が返済されます。それに対して、礼金は退去の際に返済されないお金になります。このお金は、古くからある習慣で支払われているもので、手数料のようなニュアンスのお金になります。礼金は、賃貸契約の際に返済されないという趣旨の内容になっています。この費用は物件や地域によって違いがありますが、関東地方では一般的に家賃の1.2ヶ月分程度の物件が多いと言われています。関西地方では、2ヶ月から4ヶ月程度の費用がかかることが多いようです。

最近では、敷金や礼金がかからない物件が増えてきています。インターネットでもこのような物件を数多く検索できるので、初期費用を低く抑えたい人におすすめです。また、不動産会社の営業さんとの交渉しだいでは、礼金を値引きしてもらえるケースもあります。この方法は賃貸契約後には使えないので、物件を決めるまえに行うことが大切です。さらに、ほかにも人気物件にはあまり適応にならないことが多いです。不動産会社の営業さんに早く契約してもらいたい、という意思がある場合、値引き交渉が上手くいくケースは実際にあります。家賃の値引きにはなかなか応じてくれなくても、初期費用の一度だけにかかる礼金なら、借主の希望を聞いてもらいやすいからです。