私は三重県に住む38歳の写真ディレクターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の家賃は交渉次第で値下げしてもらうことができます。ただし、交渉するタイミングを考えて行うようにしないと、期待するような効果を得られないだけでなく、信用までなくしてしまう可能性があります。たとえば、新規契約を結ぶ場合であるのなら、入居審査に入る前の段階で値下げ交渉を行うようにした方がよいでしょう。審査が終了して入居オーケーという回答を得てからこのような交渉を始めると、信用できない人だと思われてしまう可能性があります。貸主側としては、当初提示していた家賃で貸すことを前提として審査を行っているわけです。そうであるのにも関わらず、審査結果が出た後でその前提条件を覆すようなことを言ってくる借主を信用することはできません。場合によっては契約締結を拒否されてしまうことも考えられますので、注意するべきです。

　したがって、新規契約を結ぶ際に値下げ交渉をしたいと考えているのであれば、なるべく早いタイミングで行うようにするのがベストです。できれば、賃貸の申し込みと同時に家賃の値下げを希望している旨を伝えるようにするとよいでしょう。その要求が貸主側にとってどうしても飲むことができないようなものであれば、審査をするまでもなく交渉決裂ということになります。しかし、無駄な審査をする必要がなくなりますので、双方にとって時間と労力の節約になります。あまりにも早い段階で家賃の値引きを口にすると、図々しい人だと思われてしまうのではないかと心配する人もいますが、取り引きする際に値引き交渉を行うこと自体はごく当たり前のことですので、必要以上に遠慮することはありません。