賃貸物件から退去するときの流れは様々(大阪府/演奏家/65歳/女性)

私は大阪府に住む65歳の演奏家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸アパートやマンションから出て行くときには、一ヶ月前には退去する旨を伝えておく必要があります。例えば、5月31日に引っ越して出て行く場合には、4月30日までには伝えておく必要があります。必ず引っ越す一ヶ月前に伝えなければ出て行けないかと言えば、そうではなく、例えば5月14日になって5月31日で引っ越そうとする場合は、6月の家賃を支払えば出て行けます。賃貸物件の契約には、仲介不動産会社と大家さんの両方が関係しているので、どちらに言えば良いのか迷うことがあります。その場合、賃貸契約の説明を受けた人に退去の意向を伝えるのが普通です。大家さんが契約に積極的に関わることもありますし、不動産会社が主体となって契約することもあるからです。


賃貸契約では、大家さんは振込先となるだけで実際の契約にはほとんど何も関与しないこともあります。逆に、不動産会社はあくまで最初の入居者募集の宣伝だけに関わっているようなところもあります。この辺りの関係が微妙で誤解の恐れがある場合には、念のため不動産会社と大家さんの両方に伝えておくのが良いでしょう。退去する旨の伝え方ですが、口頭で伝えれば十分なこともありますし、言った言わないの問題を避けるために文書の提出が要求されることもあります。誤解を避けるためには、部屋の鍵をいつどこに返却すれば良いかなどの具体的な質問をしておいたほうが無難です。退去時には、不動産会社の人が物件へのダメージがないかなどを確認しにくることもありますし、そうした確認は一切なく鍵だけ返却すれば良いということもあります。様々なパターンがあるので、疑問点は全て質問して解決することが大切です。