僕は滋賀県に住む27歳の動物看護師です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

新しい住居に住むため、今まで住んでいた賃貸物件を引き払う時には、いくつかの注意点があります。退去時にはその部屋を借りる前と同じ状態にしなければならないのです。これは原状回復と言って、借りた人間の義務とされています。原状回復を怠ると敷金から費用をマイナスされたり、改めて請求されることもあります。入念なチェックとともに、入居前の状態に戻すことが必要です。と言っても経年劣化したものに関してはその義務が及ばないことも覚えておくべきでしょう。経年劣化というのは、使用することによって劣化するもののことです。古びたり日に焼けたりした部分はこの経年劣化にあたりますから、退去時にはそのままにしておいても良いのです。

また、入居時の綺麗だった状態を再現しなくてはと、きちんと掃除をする人などもいますが、その必要はありません。掃除は最低限で良いのです。というのもホコリ等に関しては原状回復の範疇ではなく、貸した人間が掃除することになっているからです。目立った汚れやチリなどをなくす程度で十分であり、シンクを磨いたり換気扇を外してピカピカに磨いたりといったことは必要ありません。このように賃貸にはいくつかの決まりがあるのです。契約に関してもそうですが退去に関しても細かな決まりがある場合があります。契約書に全て明記されていますから、退去の直前ではなく余裕があるタイミングで再確認しておくと、安心して引越しの日を迎えることができます。