私は青森県に住む58歳の撮影監督です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件は特に一人暮らしに向いています。その理由の一つは住まいを移りかえることが容易だということです。例えば仕事で転勤をしなければならなくなった場合、結婚などで別の土地に住まなければならなくなった場合等の生活環境の変化に合わせてすぐに移動することが出来ます。これが賃貸でないと売買の手続きをしなければならなくなったり、誰かに管理を任せなければならなくなります。賃貸ならばこのような手続きなどの煩わしさを感じる必要性はないのです。このような理由から、一人暮らしのなかでもこの先のライフスタイルに大きな変化があると思われるような20代や30代などの世代の場合、特に賃貸物件での一人暮らしが向いていると考えられます。

もう一つ挙げたい理由としては一人暮らし向けの物件は賃貸の方が多いということです。ワンルームや1K，1DKといった物件などはそのほとんどがこのケースに当たります。このような間取りでも購入できるマンションもありますが、圧倒的に数が違います。また大学などが近くにあるような街の場合にはこの規模の物件が学生達のための集中することもあります。実際に生活のしやすさや家賃などの面からいっても一人暮らしにはこのような規模や間取りが人気になるのです。逆に家族がある場合には一人一人の部屋が必要にもなります。将来的なことを考えて財産の一つとして住宅を購入しようという考えにもなってゆきます。このような背景からもそれぞれが異なったターゲットを念頭に建築されているのです。