賃貸物件でのデメリットを考えて見よう(奈良県/ソムリエ/57歳/男性)

僕は奈良県に住む57歳のソムリエです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸というからにはある一定期間、住宅を借りて住むわけだが、その間にデメリットと呼べるものはいくつも出てくる。経費がかかってしまうことだ。初期費用すなわち敷金、礼金、不動産仲介料の支払いがあります。敷金に関しては退去時に何割かは戻ってくるものの、他のは返還されることはあるません。また契約期間を継続して住む場合には更新料を支払います。マンション・アパートなどでは他にも火災や震災関連の保険に入ることを義務づけられています。この初期費用を支払っているために短期間で引っ越せないデメリットもあります。住んでみて気に入らなかったとしても、おいそれと引っ越しするわけにはいかないですし、引っ越せばまた初期費用などの経費が必要になるります。その間に何らかの事情で引っ越したくても、簡単には出来ないのであります。


持ち家なら当然できるはずの改築、改造などのリフォームができません。賃貸の物件では寒いからといってセントラルヒーティングにすることや、ガスストーブを使いたいからといってガスを引っ張ってくることは勝手には出来ません。収納場所が欲しいからといって壁に穴を開けて棚を設置することも出来ませんしそれを設置した場合は敷金の多くが失われるか損傷がひどい場合には追加請求される可能性も起きてきます。例えばカーテンではなくブラインドにしたいと思っても壁を傷つけてしまうので、躊躇してしまいます。また最近ではペットを飼うことを望む方が増えています。例えば犬・猫・ハムスターやモルモット・ウサギ・爬虫類や、水槽で熱帯魚を飼っている人もいます。もちろんペット可の賃貸アパートやマンションも増えてきていますが、いずれにせよペット可の賃貸は少数です。一人暮らしの多い賃貸で、ペットが飼えないのは大きなデメリットだといえます。