僕は秋田県に住む43歳の活動弁士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸住宅に入居するためには初期費用と言われるものが必要になります。これらは入居前の契約時までに用意しなければならない費用になります。物件を探す際にもよく目にする敷金・礼金・仲介手数料といったものも初期費用のひとつです。敷金は退去時の修繕費用などに使用されますが、残金があれば後に返却される費用になります。その一方で礼金や仲介手数料は返却されることのない費用です。家賃の1～2か月分を求められる物件が多くなっていますが、半月分やゼロといった物件も多くあります。物件を探す時の条件に加えれば初期費用を抑えることが可能になります。また家賃は前払い制になっています。前家賃1か月分と入居月の月末までの日割り家賃も必要になります。

他にも様々な費用がかかります。物件にもよりますが、管理費や共益費がかかる物件があります。その物件の設備などによって金額は大きく異なります。また大抵の物件で必要になるのが火災保険などの保険料です。加入を義務付けていることが多くなっています。万が一、火災などが起きた時に自らの資産を守るために必要になります。また場合によっては鍵の交換費用を請求されることもあります。こちらも物件ごとに請求されなかったり、特に交換を必要としなければ不要になるケースもあります。これらの費用を足すだけでもかなりの額になりますが、実際には引越し費用がかかったり、保証会社を利用する場合にはその費用も上乗せして用意する必要があります。場合によっては家具の買い替え等も必要になります。賃貸に入居するためには計画的な資金繰りが必要になります。