賃貸物件で暮らす学生の防犯対策(新潟県/議員/62歳/男性)

僕は新潟県に住む62歳の議員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


大学進学を機に、賃貸住宅で一人暮らしをされる学生は多くいます。そんな親元を離れて一人で生活をする時に、一番気をつけるべきは防犯対策です。最近では、女性の学生を狙った犯罪が増えていますので注意が必要です。具体的にどのような防犯対策をとれば良いかというと、まずはエレベーターで、知らない人と2人にならないようすることです。もしも相手が犯罪者なら、とても危険です。ですから、安全にエレベーターを利用するために、極力一人で利用するのが最適です。しかし、ドアが閉まる寸前などにあやしい人が乗り込んで来る場合もあります。その時は、すべての階のボタンを押して、すぐに次の階で下りられるように準備して下さい。相手に後姿を見せずに、壁を背にしてたつようにして下さい。


それと、帰宅時にドアを開ける際も犯罪に巻き込まれるケースがあります。玄関の近くに犯人が身を潜めていて、ドアを開けた瞬間に背後から接近し、室内に押し倒してくるのです。そのような犯罪を防ぐには、自宅に入る前に必ず周辺を見回すことが大事です。また犯人に付けねらわれないように、帰宅時間や帰り道を同じにしないなど、なるべく毎日の行動がワンパターンにならないようにすることも大事です。もちろん家の中に入ったら、すぐに鍵を閉める事も忘れないでください。また、来客時も必ず顔の確認を、ドアスコープで行うようにして下さい。最近では、宅配業者と偽って侵入してくる犯罪があるからです。宅急便の場合は、差出人を尋ねるようにします。身の覚えが無い場合は、不在通知をもらって後日に届けてもらうようにします。上記のことを参考に防犯対策をして下さい。