僕は山形県に住む38歳のコンシェルジュです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件と間取りの関係性については、色々な観点から分析することが出来ます。まず当然ではありますが、部屋数が多い、ダイニングルームではなくリビングスペースがあるといったように好条件になればなるほど家賃は高くなっていきます。しかしながら1LDKよりも2Kのほうが家賃相場は安いことがほとんどです。やはり広いスペースを確保している部屋というのは開放感を感じやすかったり、家具の配置がしやすいといったことから非常に人気があるのです。対して2Kといった部屋の配置に関しては、建築的に非常に建造しやすいタイプであるため多くの物件がこうしたスタイルを取っており、供給過多となっていることから家賃帯が低くなっていくのです。

また間取り図を見るとある程度の法則を見ることも出来るようになっています。同じような設備で部屋構造的には同程度の物件でもあっても家賃に差が出るのは、人に人気がある・選ばれる要素を含んでいるかどうかというポイントが有るのです。まず人気があるポイントとしては玄関から部屋内部が直接見えないようになっていることです。同様に、風呂場前などに十分な脱衣所スペースが有ること、キッチンが対面式になっているなども人気のある条件です。間取り図を見るとこうした情報は一目瞭然になっており、やはりこうした物件には入居希望者が殺到する状態となっています。間取り図を見るだけで、ある程度人気のある賃貸物件を分析・把握することが出来るのです。