僕は沖縄県に住む26歳のキュレーターです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
高校を卒業し、地方を離れて大学などの学生生活を送る際や、就職と同時に親元を離れて一人暮らしを始める際に、アパートやマンションなどの物件を借りる方は多いものです。また、その時に初めて賃貸契約を結ぶと言う方も少なくないはずです。しかし、賃貸契約書を見ても、何が書かれているのかよく分からないと言う方も多いはずです。少なくとも、家賃の他にも敷金や礼金・保証金などと言ったお金が掛かると言うことは分かっていても、それがどんなもので、どんな風に使われるのかを知っておく必要があります。関東地方では敷金と呼ばれるお金ですが、関西地方や九州の一部では敷金を保証金と呼びます。関西地方独特のものであり、このように関東と関西では住宅を借りる際の習慣が異なります。
この保証金とは、借主が家賃を滞納した時に充当するためや、借主が過失により部屋を傷つけた時や汚した時にその修繕費として使うための金銭です。一般的には、契約終了時に借主に返還しなければなりませんが、修繕費として使われた場合は、その金額が差し引かれたり、地域によってはこれまでの習慣により、一部を償却と言う名目で、礼金のような役割として受領する所もあります。また、金額としては、初期費用として6か月~8か月分を支払うことになります。契約時にもらう賃貸契約書に書かれているため、予めよく目を通し、十分に納得をしてから契約を結ぶことが大切です。また、かなりの金額を支払うことになるため、慌てないためにも前もって用意をしておくと良いです。