私は秋田県に住む69歳の納棺師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
高齢化社会の到来を迎えた日本において、生活をしていく上での基本ともいえる、住宅のあり方にも変化があらわれてきています。その住宅を扱う、建設業界やリフォーム事業を扱う業界、不動産関連業界など多岐にわたる業界がこの動きをとらえたビジネスモデルの確立に本腰を入れ始めたといえます。具体的には、建設現場やリフォーム工事の現場では、バリアフリーを意識したものになってきています。不動産を扱う現場では、賃貸物件については、手すりやつかまり棒をつけるなどの配慮がみられるようになっています。また、最近の賃貸物件では、クレジット会社と提携し、家賃の支払に関しての利便性を増してきているという状況もあります。保証人なしという物件も出てきています。
賃貸物件の契約にあたっては、礼金というものもあります。礼金とは、不動産が手にするものの一つであり、おおむね、家賃の一か月分位とするところが多いとされています。ただし、今般の不動産においては、「礼金なし」をうたい文句にして、居住者を募集する業者も増えているといいます。このような場合は、簡単に飛びつくのではなく、思わぬところで損をしないようによく検討してから契約に至ることが重要といえます。また、インターネットの普及により、自宅のパソコンや移動中のスマートフォンなどでも物件探しをすることができます。しかしながら、いいと思った物件においても、必ず、室内を自分の目で確認してから契約することが重要といえます。