私は京都府に住む60歳のコンサルタントです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りるにあたっては色々調べるポイントがありますが、その中で目安となりやすいのが築年数でしょうか。古い物件よりも新しい物件の方が魅力に映るのは間違いありませんし、新しい方が設備面やセキュリティ面などでも充実しています。しかし、ただ新しければいいと言うものでもなく、物件によっては建てた業者さんの工事が手抜きだったなど、目に見えない部分で失敗する可能性もあります。では、築年数はどの程度気にしたらいいのでしょうか。これは私の経験なのですが、築年数よりも物件を建てた業者、木造か鉄骨か、でかなり見方が違って来ます。例えば、地元の管理会社が地元の業者を使って建てた木造の物件で築5年だったとします。
一方、某有名企業のブランドを使用した鉄骨の築30年だったとします。この場合、勿論前者がダメと言うわけではありません。信用のある腕の良い業者さんであろうとは思います。しかし、その辺は店子側には分かりませんし、一般的に名の知れた会社で鉄骨であれば、その建物は地震にも強いであろうと言う安心感のようなものが伝わって来ますし、契約時においても誰でも知っている有名企業の不動産部であるなら信用も出来ます。まとめますと、築年数よりも、その物件を建てた会社、管理している会社、鉄骨か木造か、そして最後に内装など設備面などを調べる事だと思います。先に設備面だけを見てしまうのは危険だと思います。築年数は最後に参考程度でよいと思います。