賃貸物件における間取りについて(東京都/時計師/21歳/女性)

私は東京都に住む21歳の時計師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


「間取り」という言葉は、建物の中を「間」(部屋、区画)の「取り」方のことであり、具体的には、建物の内部空間を壁や段差などで仕切り、仕切られたそれぞれの空間にそれぞれの役割を持たせるということです。間取りの本来の意味については部屋の配置のことであるが、日本の住宅について一般的に「間取り」といった場合は、不動産の賃貸物件などで見られる「2DK」「3LDK」といった、数字とアルファベットを組み合わせた文字列による表現や、いわゆる「間取り図」と呼ばれる平面図を指すことが多く、例えば「和6、4.5、洋8、DK8」と表現された場合は、その住宅物件内に「6畳(帖)の和室」「4畳半の和室」「8畳の洋室」「8畳のダイニングキッチン」があることを示しています。


文字列による表現については、各部屋の広さは「畳」単位であるが、同じ1畳でも京間、江戸間、団地間などで大きさが異なるため、部屋の広さを推測する際には注意が必要であり実際に確認することにより、生活空間のイメージが出来ます。一方、「1K」「2DK」「3LDK」といった表現の場合は、冒頭の数字は「寝室」の数を表し、後のアルファベットは、これらの「寝室」のほかに、K -台所 ?DK -食堂・台所 ?LDK -居間・食堂・台所、といった部屋が少なくとも一つあることを示しています。また、納戸としての使用を想定した部屋(非居室)がある場合がありますが、1畳に満たない納戸や階段下が納戸として設定されている場合もあります。