私は奈良県に住む22歳の監督です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件の初期費用として考えられるのは、敷金と礼金です。これはどんな物件にも存在するものですが、最近では“ゼロゼロ物件”が存在するように、敷金と礼金を支払わなくても住める賃貸も増えています。ですが仲介手数料はどんな物件・不動産会社を相手にしても支払う必要が有るため、最低でも家賃の半分程度の現金はすぐに支払えるよう準備が必要です。また、敷金礼金がそれぞれ2ヶ月ずつ必要な物件などもあり、場合によっては家賃の5ヶ月分程度を支払わなければいけないケースが有ります。賃貸物件を借りるときにはこのように、すぐに用意するのは難しいほどの、まとまった金額が必要になるため、初期費用の準備が必要だと言われるのです。
また室内のクリーニングを行ったり、設備を交換する際にも費用が発生します。こうした費用を前に住んでいた住人から回収している場合もあれば、新しく住む人間から回収するケース、また管理している人間が自分で支払って調整しているパターンも有ります。しかし基本的には住人が支払うことが大半になっており、数千円から数万円が必要になります。鍵を交換するのは1万円から2万円程度、室内クリーニングは5千円から1万円程度が相場となっています。賃貸物件を借りるときにはこれだけの金額が初期費用として必要になります。そのため、家賃だけを見て物件の契約を進めるのではなく、実際に必要な金額がいくらなのかという部分を注視しなければいけないのです。