賃貸物件に求める間取り(愛媛県/警察官/49歳/女性)

私は愛媛県に住む49歳の警察官です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の魅力は何と言っても自由に引っ越しができる点です。建売にしろ注文住宅にしろ自分で購入するいわゆる「マイホーム」の場合、たとえ済んだ後に間取りが気に入らなくても、気軽に引っ越すということはできないのが普通です。そのため、マイホームを建てる際に多くの人が頭を悩ませ、少しでも住みよいもの、効率の良いもの、一生をかけて満足できる間取りを模索します。一方賃貸の場合は、上記に述べたように、自分の意志で比較的自由に引っ越しすることができます。それは言い換えれば、自分のその瞬間の人生、家族にとってぴったりの間取りを選んで住むことができるということです。では、具体的にどんな人にどんな間取りがお勧めなのでしょうか。


単身者であれば、完全に自分好みに自由に選べます(当然金銭的な制約はつきますが)。たとえばロフトやバーカウンターがついているコンクリート打ちっぱなしのワンルームを好む方もいます。新婚結婚や同棲の場合は、寝室とリビングダイニングの二部屋、つまり1DKがお勧めです。独立型のキッチンより、対面式のダイニングキッチンの方が互いの存在を感じられる上に、寝室を分けることで知り合いが来てもプライバシーが守られやすくなります。子供ができた場合は、さらにここにリビングがつくことで、家族だんらんのスペースが持てます。当然子供が増えたり、個室を与える必要性が出てくれば、部屋数の多い賃貸物件を探します。老後夫婦だけに戻った際でも、新婚時代のように1DKや1LDKのような間取りにすると掃除や家事の手間も減り、住みやすくなります。このように、賃貸はライフスタイルに合わせて住みやすい空間を選ぶことができます。