僕は佐賀県に住む55歳の会計士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件の敷金については、人気エリアであればあるほど高くなっていて人気エリアでなければ低くなっています。この金額については物件オーナーによって異なるため、価格交渉することができます。価格交渉は物件契約が行われにくい時期である5月~6月、10月~11月頃に行うと低くなる可能性があります。また、敷金は昔のイメージだと全く返還されないということになっているかと思います。最近では全額が返還される場合が多く、貸主よりも借主の方が裁判で強くなっているためです。返還される方法としては、東京ガイドラインというものを参考にすることが多いです。この東京ガイドラインというのは、国土交通省から発行している書類となっています。
この東京ガイドラインに従って行っている物件オーナーさんも多いです。退去時にルームクリーニング代の支払いというのが多く存在していますが、実際支払う必要がないことがいえます。これはガイドラインに掲載されている経年劣化にあたいしますので、物件オーナーの支払いになります。このようにどちらの立場が優先させられるかによって様々ですが、是非参考にしてみることをオススメします。賃貸物件の家賃を下げたい場合は、敷金自体を上乗せすることで家賃交渉をすることもできます。これは一度伝えるだけでも効果があります。賃貸物件の敷金の取り扱いは、重要事項説明書に記載されていますので借主に不利な条件が書かれている場合はガイドラインを参考にして伝えていきましょう。