賃貸物件の「間取り」について(山梨県/航空整備士/57歳/女性)

私は山梨県に住む57歳の航空整備士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


アパート・マンション・貸家などの賃貸物件を探す際の条件として、住むエリア、家賃、ペットが飼育可能かどうかなどの他に、「間取り」で探す人も多いと思います。1人暮らしで代表的なのは「1K」です。居室1部屋とキッチン(4.5畳未満)という単身者向けの造りです。その他、1DK(ダイニングキッチン。キッチンが食卓テーブルが置ける位の広さがあるもの。居室が1部屋の場合4.5畳以上8畳未満)、1LDK(リビングダイニングキッチン。居室が1部屋の場合、8畳以上あるとLDKとなります)といったタイプがあります。これを基本に、居室の数で2DK、3LDKなどといった間取りの表示となります。(2部屋以上の場合、DKは6畳以上、LDKは10畳以上の広さとなります)


また、その他の間取りのアルファベットについて説明します。上記の他にSLDK、LDK+Sといった「S」という表記を見かける事があります。このSとは、サービスルーム(納戸)の略です。建築基準法に定められている採光や換気を満たしておらず、居室として認められない部屋の事。一般的には荷物置場として使われる事が多いです。また、「R」というものもあり、これはルームの頭文字です。キッチンが部屋の中に含まれていて仕切りのないタイプの事をいいます。またアルファベットではないですが「ロフト」付きの物件があります。本来は屋根裏部屋という意味ですが、賃貸物件においては部屋の床より高い位置に作られたスペースの事です。布団を敷いて寝たり荷物を置いたりと用途は様々です。このように間取りには一定のルールによってアルファベットがつけられていますので、お部屋探しの際の参考にしていただければ幸いです。