僕は岩手県に住む25歳の言語聴覚士です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
世の中には、定住して自分の所有する家に住みたいと思う人と、必要に応じて引越しをしながら賃貸物件に住みたいと思う人がいます。会社の都合などで転勤を余儀なくされるような企業に勤めている場合には賃貸物件に住んだ方が単身赴任を繰り返すリスクが少なくてよいでしょう。しかし、住んでいる建物が自分のものではないゆえのデメリットもあります。その代表的なものは、リフォームを自在に行うことができないということです。もし、今住んでいる物件が気に入らないという場合に、例えばオール電化に切り替えたくても賃貸物件では実現できません。もしそれを実現したいときには引越しをしてオール電化を取り入れている物件に移り住まなければならないのです。
一方で、自分で所有している家であれば気軽にリフォームをすることができます。これによって引越しの負担を受けることなく、家を自分の好きなように最適化していくことができるのです。もし家に庭があるのならガーデニングをすることもできます。しかし、賃貸物件で一戸建ての家に住んでいても、あまり広い庭がある物件自体が少ない上、原状回復が求められるために庭を大きく改変してしまうと退去時には元に戻さなければならなくなります。そういった原状回復の義務がある故に賃貸物件は大きな改変を行いにくく、自分の住みやすいように家をつくりかえていくことができないのです。とても創造的で自らデザインする能力がある人にはこれは大きなデメリットになるでしょう。