私は高知県に住む44歳の芸能リポーターです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の中には、保証金を支払う制度が導入されているものがあります。保証金とは、敷金と同じような意味を持つお金です。家賃の滞納分の補填や部屋の原状回復費として入居時に大家に預ける費用のことを言います。敷金が関東地方で用いられている不動産用語であるのに対し、保証金は関西や九州で用いられている用語となります。このお金は、退居時に敷引きという形で必要経費を差し引かれた形で返されることになります。敷引きの費用は、契約を交わした時点でその金額が決められています。そのため、退居の際には、保証金から敷引きが差し引かれた金額が必ず返金されることになります。敷引きに関しては、解約引きという名称で呼ばれることもあります。

それでは、敷引きで一部引かれることになる保証金はどのようなことに使用されるのでしょうか。そのほとんどは、部屋の原状回復のための修繕費に充てられることになります。しかし、部屋が綺麗な状態でどこも修繕する必要がない場合でも、敷引き分のお金は必ず徴収されることになります。これは、原状回復費としてだけでなく、大家への礼金としての意味も持つためです。敷引きと別にクリーニング代を差し引かれる場合もあることから、後からトラブルにならないためにも入居時に契約書をよく読んでおくことが大事です。この制度は、地域によっても差異があるため、契約を決める前に物件を取り扱っている不動産業者に詳しい説明を聞いておくと安心です。