賃貸物件の初期費用を安くする方法(群馬県/学校用務員/34歳/女性)

私は群馬県に住む34歳の学校用務員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を借りるときは、敷金・礼金の初期費用が必要になります。敷金とは、債務の担保として預けておくお金で、退去時に部屋のクリーニング費用などを差し引かれて戻ってくるお金です。礼金は、大家さんに部屋を貸してくれたお礼として払うお金で、昔からある慣習のひとつです。敷金・礼金ともに家賃の2ヶ月分というのが一般的です。賃貸物件を借りる時に重い負担になるのがこの初期費用ですが、賃貸物件をオフシーズンに借りると敷金や礼金がダウンしていく傾向にあります。不動産会社にとって一番の繁忙期は、新年度スタートに向けた準備時間になる12月から3月です。オフシーズンとは、引っ越しする人が少なくなる春から夏の終わりにかけての時期を指します。


引っ越しする人が減るオフシーズンの間は、初期費用を軽くする大家さんが意外と多く、敷金・礼金が家賃0ヶ月分から1ヶ月分といった物件の割合が急激に増える傾向にあります。大家さんとしては空室を埋めたいので、オフシーズンは敷金や礼金などの初期費用を軽くして、お客さんを呼び込む物件が目立つようになります。また最近では、特定期間内に引っ越せば数週間から数ヶ月分の家賃をタダにしてくれるフリーレントを設定している物件も増えています。また、5月以降なら引っ越し費用も安くなります。引っ越しが少ない5月以降であれば、交渉次第で2割から3割程度のプライスダウンが可能になります。また引っ越し会社の割引キャンペーンなどで最大半額割引になるチャンスもあります。