私は島根県に住む37歳のバリスタです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる際の決め方のポイントのひとつに、通勤時間がどれだけ掛かる場所に家を借りるのかといったポイントがあります。近年、とある業者が東京都内に勤務する首都圏サラリーマンの通勤実態についての調査を行った結果平均58分、およそ一時間ほどの通勤時間が掛かっているといったことが分りました。片道で一時間、往復で二時間が移動だけに掛かっているのです。これは持ち家の方に対して行ったアンケートから導き出された結果ですが、同じアンケートの中では、80分を越える通勤時間は苦痛とする声が多く挙がっていたようです。これらの結果がからも分るように、賃貸物件のお部屋を探しをする際に、通勤時間というものはひとつの大きなポイントとなります。
これは、いかに理想に近い物件を理想のエリア内で安価に見つけることができたとしても、そこから仕事場前までに掛かる時間があまりにも長すぎると、それだけで日常生活をおくるのに不満が出てしまい、また苦痛を伴うケースもあるためです。特に首都圏で電車などの公共交通機関を利用して出勤をする際には、世界での有数の混雑率とも言われる、通勤ラッシュに耐えることを想定しておかなければいけません。また逆に、徒歩数分圏内など、あまりにも近すぎる場所も考えた方がいいでしょう。これは、あまりにも近いことでたまり場になったり、残業や休日出勤に借り出されてしまうケースが増えるためです。乗換えなどの手間が少なく、また三十分ほどの通勤時間となるエリアに賃貸物件を探した方が、結果として日常生活の満足度は満たしやすいのです。