私は岐阜県に住む18歳のライトノベル作家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件は、借り初めに敷金や礼金と仲介手数料などが必要ですが、その後は毎月最終日か毎月28日までに翌月の家賃を支払っていくことになります。このパターンの例外が契約更新のときです。賃貸契約は基本的に2年が一区切りになっています。そのため2年経過するときに、その後もその物件に住み続けたい場合には、契約を更新する必要があるのです。このときに支払うのが更新料です。更新料の相場は家賃1ヶ月分です。これまでは日本はデフレ状態だったので、家賃の値上がりはまずありませんでしたが、今後かなりのインフレになることがあれば、この2年ごとの更新時に家賃の値上げがあることも予想されます。家賃以外の契約の変更なども、更新のタイミングで行われることがあります。
基本的な流れは2年ごとの更新なのですが、稀に例外もあります。例えば、大家さんの都合で賃貸契約を止めるような場合です。これまで貸し出していた物件を何か他の用途で使うことにしたり、あるいは物件が老朽化して取り壊す場合などがそうしたケースに当たります。この場合は、更新料を支払うことはなく、その代わりに退去すべき日時が告げられます。取り壊しが決定した後に新たな入居者を募集する場合などは、例えば3年後に取り壊しとなっていても2年目に契約更新は行われないのです。こうした物件は更新料が不要なだけでなく、月々の家賃も相場よりも安いことがあります。更新料の負担はそれほど小さいものではないので、家賃の安い物件への引越しを検討している場合、更新期日前がお得なタイミングとなります。