賃貸物件の家賃について考える(東京都/噺家/45歳/男性)

僕は東京都に住む45歳の噺家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸住宅を探す場合、まず自分が出せる家賃がいくらかを算出する必要があります。この金額はどう決めていくべきなのか検討していきましょう。金額の目安は、収入の3分の1を目安にするのが一般的です。月収が15万円なら5万円、月収が21万円なら7万円です。日々生活をしていく上で、家賃の他にもお金はかかります。電気やガス、水道、食費や生活費、レジャーや車の維持費などです。その分を考慮した金額が、収入の3分の1だと言われています。しかしこれは一般的な基準です。人それぞれライフスタイルが異なりますので、お金の使い方にも差があります。ファッションや美容、食事、趣味、貯蓄など、自分が何にお金をかけたいのかを、改めて考える必要があります。


家賃を決めて探し始めたものの、希望する物件がどうしても見つからない場合があります。そんな時は希望額を5000円アップさせてみましょう。5000円上げると、どんな物件があるでしょうか。駅に近い物件になる、もっと広い部屋に住むことができる、設備が良い、などが挙げられます。実は、賃貸に住む人に話を伺うと、立地条件の不便さと、部屋の狭さに不満を感じている人が大半です。5000円は、趣味や食事会、レジャーなどですぐに無くなってしまう、意外と小さな金額です。1日166円節約すればできるお金です。これを家賃に回すことができたら、快適な生活を毎日過ごすことができます。家賃を絶対的な金額として考えるだけではなく、住む物件や環境など、バランスを見て検討することが重要です。