賃貸物件の家賃に影響を与える要素(佐賀県/文筆家/70歳/女性)

私は佐賀県に住む70歳の文筆家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の家賃は、建物のある場所や間取り、築年数や住宅設備などによって上下します。立地に関しては、駅やバス停が近いかどうかは重要な要素です。特に駅が近ければ、近くに商店なども多く生活の利便性も良いことが多くなります。そうした条件が良ければ家賃は高くなります。大都市の場合、複数の路線が走っていることがあります。一般的に、利用する人が多く利便性が高いとされている路線の駅の近くにある物件のほうが高くなります。逆に駅と駅の間にあり、どの駅からも近くないような物件は安くなっていることが多くなります。立地が良くても、古くて狭い物件は安くなります。逆に、交通の便が悪い所でも、築浅で部屋が何部屋もあるような広めの物件は高くなります。


バス、トイレ別は家賃を高くする要素になります。そうした物件はユニットバスの物件よりも高い傾向があります。ユニットバスよりも、トイレだけで風呂のない物件は更に安くなります。風呂がない上に、トイレ共同の物件は最も安くなります。風呂やトイレがあっても、物件が古めでトイレが和式だったりすると、家賃が安めに設定されていることもあります。こうした条件は、お互いに影響しあっている場合が多くなります。例えば、最近建てられた物件で、風呂なしトイレ共同という物件はまずありません。広い部屋が何部屋もあるのに、風呂やトイレは狭いユニットバスが一つだけということも普通はありません。単純に家賃が高ければ良い物件、安ければ悪い物件などと考えるのではなく、自分が必要な条件を把握して、納得できる賃貸物件を探すことが重要です。