賃貸物件の更新料について(宮崎県/訪問介護員/28歳/男性)

僕は宮崎県に住む28歳の訪問介護員です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を契約する上で一つの境目となるのが更新料と更新期間です。一般的に多いのが一ヶ月分の家賃と同額を支払うケースで、これが借り手としては大きな負担になります。よって更新期間を目安に引っ越しを考え、更新料を支払うくらいならそれをベースに住み替えた方が得だと感じる人が多くいます。賃貸物件に住む上では、どうしても月間ベースで経済的なサイクルを考えるため、更新料というのは非常に大きな支出になってしまいます。また更新期間は2年という契約が多いため、住むサイクルとしても新しい物件に住み替えたいという心理的な動きがあるのもまた事実です。住み替えるにしても初期費用である程度のまとまった資金が必要なため、更新料がその大きな助けになります。


もちろん契約の段階から計画的に更新期間を組み込んだ家計の設計をすることも大切です。例えば10万円の物件を2年間で契約更新で更新料が家賃の1ヶ月分と同額なら、ひと月に換算すると約4166円になります。要は家賃の上限をそれを込みにして計算することで、更新時の大きな支出を軽減することができます。大切なのは更新期間だから住み替えを考えるのではなく、住環境に対して改善が必要だから住み替えるという考えです。もちろん更新がそのきっかけというのであれば問題ありませんが、問題をポジティブに捉えることで、賃貸につきまとう大きな支出の壁を前向きに乗り越えることができます。形に残らない家賃の支出にこのように向き合うことで、よりストレスの少ない賃貸生活が体験できる可能性が高まります。