私は北海道に住む73歳の運転士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件に引っ越すことになれば引越し費用や家賃など様々な事に費用が必要です。その中でも最も負担になるのが敷金と礼金です。これは家賃の数ヶ月分に設定されており、一気に半年分近くの家賃を支払うのと同義であるので、一定の貯蓄が無ければ物件によっては住むことができません。家賃に関しては場合によっては値引き交渉が可能です。では敷金や礼金は値引きしてもらうことは出来るのかというと、多くの場合は出来ません。これはそれぞれのお金の意味が関係しています。まず、敷金は一時的に預けておくお金であり、家賃の滞納や修繕費に補填されます。つまり、管理者にとっては保険となるので、できるだけ値引きはしたくなりと考えています。

礼金は入居を許可してくれたことに対する礼金です。感謝の気持ちとなるお金を値引きしてもらうのは心苦しいことです。出来るだけ自分から交渉を持ちかけるのは避けたいところです。管理者はあくまでも一般人であり、会社に属している訳ではないので、気に入らなければ契約破棄される場合もあります。細かい性格の管理者であれば、家賃や礼金の値引き交渉をする人には物件を貸したくないと考えることもあります。これは相手の考え方を読むことが出来なければわからないことなので、もし交渉を持ちかけるときは資金が少しだけ足りない旨を伝えて、柔らかく持ちかけましょう。また、仲介してくれた不動産会社の社員にどんな人物か聞いておくことも大切です。