賃貸物件の築年数とは(大分県/キャリア・コンサルタント/64歳/男性)

僕は大分県に住む64歳のキャリア・コンサルタントです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件においても、その物件が建設されてから何年たっているのかを表す数値として築年数が利用されます。築年数は、建設されて実際に住むようになってからの年数で、この数字が大きいほど物件が古いと言うことになってきます。実際にこの数字が大きいと価格も下がってくるのが一般的です。ただし、リフォームなどが行われていると、外観が古かったり、できて方の年数がたっているにもかかわらず比較的内装がきれいという状況もあります。そのため、年数だけで物件を判断ししてしまうと、思ったよりもよい物件に巡り会うことがあります。さらに、この年数は、地震に対する耐震の強さとも関連していることが多くあるので注意が必要になってきます。


日本では、大きな地震が発生するたびに耐震の強度に関する数字が変わってきます。そのため、築年数が古いと言うことは、地震に対する強度が弱いと言うことを示していることにもなります。しかしながら、これも物件が建設後に耐震工事などをしていると、数字が大きいからと言って地震に対して弱いとは限らないので注意をしておく必要があります。さらに、配管など生活に関する部分も経年変化によって劣化をしている可能性があります。このあたりをしっかりメンテナンスしているかどうかは大家さんや物件の管理人によって異なってきます。そのため、中古で比較的年数のたっている物件であっても、目に見えない部分がよいか悪いかは、運による部分もあります。