賃貸物件の築年数について(茨城県/塗師/21歳/女性)

私は茨城県に住む21歳の塗師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の築年数が示すのは、単純に建てられてからの年数だけではありません。建築物というものは、時代によって内装や標準設備が異なってくるのです。また、同じLDKの間取りであっても、時代によって広さが微妙に異なる場合があります。物件によっては、かなり古いものであってもきれいにリフォームが施されている場合があります。外観がかなり古びていても、内装や設備は新築のようにきれいになっている物件も存在するのです。そのため、特に築年数が古い物件を借りる場合には、事前の見学の時に間取りや設備の状況について詳しく観察しておく必要があります。一般的に、築年数を重ねている物件ほど家賃が安い傾向にあると言われています。


賃貸市場では、築年数が5年未満の物件が最も高い家賃設定となっています。また、築5年から10年未満にかけての物件も、好条件が揃っていれば、それなりの家賃設定となります。しかし、それ以上になると、次第に値崩れするようになります。部屋の構造もどこかレトロな感じになります。ただし、築10年以上の物件であっても、途中でリフォームが行われた場合には家賃の値下がりもそこまで進みません。むしろ、リフォームの状況によっては、おしゃれでモダンな部屋となります。築年数は、賃貸物件を借りる際の一つの目安となりますが、状況によっては古い物件でも環境や設備が良い場合があるため、きちんと自分の目で確認してから契約を決めることが大事です。