賃貸物件の築年数について(長崎県/劇作家/41歳/男性)

僕は長崎県に住む41歳の劇作家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を探す際に、皆さんは色々な基準で探されると思います。間取りや家賃はもちろん、周辺環境、築年数、設備やセキュリティなどなど。色々なニーズに合わせた物件が増えている昨今、選ぶ側の選択肢も広がり、どこに重点を置くか、もかなり自由になってきました。そんな中で、今回注目したいのは築年数について。そもそも、築年数とは、文字通りその物件が建てられてからどれくらいの年数を経過しているか、ということ。築年数といっても、基本は「新築」かどうか、を気にされる人が多いと思います。また、5年以内、10年以内、という括りで選ばれる方も多いとか。賃貸サイトなどを見ると、そのような括りで物件を選ぶことができるのもよく見る光景です。でも待ってください。年数が経過している物件でも、お得に選べるポイントがあるのです。


築古物件であっても、実は人が住んでいなければ新築同様。また、築浅物件、と呼ばれる築5年以内程度の物件であれば、それまでに使われている年数も短いため、新築同様の美しさで保存されていることが多いです。また、10年以内であれば、それなりに物件自体の基本性能や設備面で、新築と遜色ないことも多いと言われています。それ以上の築年数を持った賃貸物件ですが、今度は大規模修繕が行われていたり、リフォームが行われている場合があります。特に分譲を兼ねた大型の賃貸マンションなどでは、管理も行き届き、常に住みよい住環境が提供されている傾向にあります。もちろん築浅であるほうが、近代的で快適な生活を送れるのに適しているとは言えます。しかし、ほかの自分の条件と照らし合わせて、果たして新築であること、築浅であることが、最適と言えるでしょうか。少しだけ視野を広げて、選んでみるのも良いかもしれませんね。