私は山梨県に住む32歳の料理人です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸住宅を選ぶうえで、築年数は重大な指標です。一般的には築浅の物件のほうが好まれますが、築年数の古い物件というものが必ずしも築浅の物件に劣っているわけではないということは言っておかなければなりません。もちろん、日本は地震の多い国ですから、古い家に住むのは少し不安なところもあるかもしれません。ただ、築浅へのこだわりを強く持ちすぎれば、本当に良い物件を見落としてしまうことにもなりかねなねないのです。築年数が古い物件にも思わぬ掘り出し物はあるものですから、古いという理由だけで省いてしまうのはもったいないです。実際、古い物件は嫌われる傾向がありますが、実のところ新しい物件よりも古い物件の方が優れているというところもたくさんあるのです。
古い物件に抱かれるイメージというと、水回りが汚れているとか、管理がずさんだとか、壁が汚れているだとか、そういうマイナスな印象を抱くことが多いかもしれません。しかし物件の管理者もより多くの人に借りてもらいたいのは当然のことですから、その分リフォームに力を入れていたりするのです。中くらいの築浅の物件よりもよっぽど内装が整備されていたり、あるいは部屋の中を見た限りでは新しい物件とまったく遜色のない物件も多々あるのです。リフォームのされていない、築年数の古い物件ももちろんあります。だからこそ、しっかりと自分の目で見極めることが大事になってくるのです。古いというだけで敬遠をしないで、内見などしっかりしていると、掘り出し物に巡り合えるかもしれません。