賃貸物件の築年数の関係性(岐阜県/録音技師/67歳/女性)

私は岐阜県に住む67歳の録音技師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


新築の物件は、壁紙も設備も何もかもが新しく気持ちの良いものですが、築年数のかなり経過した賃貸物件は、新しい物件に比べてかなり家賃が抑えられる傾向にあります。例えば築二十年というと相当古い物件のようなイメージを持たれることが多いですが、きちんとした施工がなされ、管理が行き届いた建物なら古さはさほど気になりません。また、借りる側が変わる度に、壁紙を新しくしたり、必要ならば水周りの設備や内装ドアなどを新品に交換したりすれば、見違えるほど新しく生まれ変わります。また、築年数が古い分、家賃が比較的抑えられるので、より幅広く物件の選択肢が広がり、職場に近い賃貸物件を借りることや人気の街に住むことができる可能性が高まります。


他にも、築年数が古い賃貸物件のメリットとして挙げられるのは、借主の自由な発想で内装の変更を楽しめる、つまりセルフリノベーションが楽しめることにあります。これには大家さんの許可が必要ですが、築年数が古い賃貸物件の場合、大家さんにこだわりがなくなっている場合が多いので許可される可能性が高いです。自己所有の一戸建て住宅のように、自分で内装工事を楽しんだり、好きなインテリアを目指ざすことができます。賃貸でこれなら部屋に愛着が湧きます。よって築年数の古い物件でも、築浅の物件と比較して有り余るメリットがあるということです。状況や好みに応じて、部屋をカスタマイズできる古めの物件を借りることは生活に潤いができます。