私は和歌山県に住む46歳の学校事務職員です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を比較する際に重要視されることがおおいパラメーターの1つに築年数があります。建設されてから長い期間が立っていると、地盤の変化や地震、風雨の影響、建物自体の劣化の影響を受けて建物そのものがもろくなったり、隙間やひびが生じていたり、きしみなどが起こりやすくなったりしてしまっているリスクが高いからです。特に近年では地震に対する懸念から、比較的新しくて耐震構造がしっかりとしている物件が好まれる傾向にあります。しかし、築年数が大きい物件だからといって必ずしもこういったネガティブな側面を必ず有しているというわけではありません。それは近年頻繁に行われているリフォームによって補強や改装が行われていることがあるからです。
リフォームは広い言葉なので何が行われているかはこのフレーズのみではわかりませんが、外壁塗装工事、耐震補強、部屋の改装、オール電化の導入等様々なものを指します。賃貸物件の紹介でもしばしば、いつリフォームされたかがコメントされていることがあります。築年数の大きい物件では補強や改装にかかわるリフォームがいつ行われたかを確認してみることが大切です。それが最近行われているのであれば、古い物件であることによる様々なリスクを回避できる可能性が高いからです。不動産会社はリフォームの内容について把握しているのが通常ですので、築年数の大きな物件で、全体としてはよい物件が見当たったときにはリフォームの状況について問い合わせてみると良いでしょう。