私は石川県に住む31歳のファッションフォトグラファーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件の退去時の注意点や手続きについて、いくつか述べたいと思います。まず気をつけたいのが敷金の返金でしょう。入居時に預けた敷金ですが、物件に破損箇所があったりひどい汚れなどがない限り大抵戻ってくると思って良いでしょう。破損箇所の修繕やハウスクリーニング費用に使われたりもしますが、普通に暮らしている分には大丈夫です。また故意で付けた傷ではなく、通常の生活を送っている上で消耗する部分やごく小さな傷については普通大目に見てもらえます。つまり、敷金からハウスクリーニング費用や故意で付けた傷の修繕費を差し引いた金額が戻ってくると思って良いでしょう。賃貸物件契約時に、ハウスクリーニング代金は入居者の負担とされている場合がほとんどですから、確認してみて下さい。

次に退去時の手続きについてです。退去が決まって、引越し荷物の搬出が終わると、物件引き渡しの立ち会いがあります。立ち会いは、大家さんや不動産屋さんが行ないます。立ち会いの時間がきちんと取れるように、引越し業者さんとの時間調整もしておきましょう。物件のチェックなどがひと通り終わると、サインなどを求められます。退去時は入居時と同じ状態にして返すというのが原則ですから、ガスの警報機などを取り付けてしまっていた場合には、ガスの閉栓作業（ガスを止めてもらう）などに来てもらう際にあわせて機器取り外しもお願いしておきましょう。物件返却の立ち会いの際に、部屋が汚れているのといないのとでは心象も違ってきます。簡単に掃除をして汚れやほこりを取るなどして、立ち会いに臨みましょう。