僕は佐賀県に住む71歳の彫刻家です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる場合には、ネット上でチェックする間取りだけでなく、やはり現地を見て決めていくことが大きなポイントになります。特に図面上で広く感じても実際に住んでみると、こんなはずではなかったということが沢山あります。たとえば面積はひろくても部屋が細長かったりしますと家具を置くスペースがないといった問題がおきますし、ロフト付きの部屋なら広々つかえるかと思ったものの、実際には上の部分は蒸し暑く寝にくいといったような住んでみないとわからない問題に直面することもあるのです。またキッチンと居室が完全に分かれているIKでは扉を閉めて調理をするとやはり蒸し風呂のようになるといったこともあり、図面だけでは気が付かないことが多発することになります。
まず賃貸物件の間取りを見に行く場合には、夜には行かないことです。採光がどのようにとれているかがまったくわかりませんので、見に行った意味がなくなってしまいます。また風通しの問題や、全ての扉を閉めたときに部屋がどのような状態になるのかといってこともひとつひとつ確認してから契約することがとても重要になります。昼間太陽のでている時間帯に見に行けばだいたいどのぐらいの明るさが確保できるのかもよくわかりますし、空気の流れなども確認できますので、決定的な問題は起こりにくくなります。またクローゼットの位置や容量などもこまかくチェックしておくと入居してから困ることが少なくなります。とにかく契約前に一度は現地をチェックすることが必須といえます。