僕は愛知県に住む42歳の水先案内人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を借りる時に、気になる情報の一つが築年数です。出来るのであれば年数は短い方が建てられてからそれほど時間が経っていないために綺麗ですし、年数は5年以内など、できる限り短い所でなければ住みたくないという人もおります。年数を非常に気にする方もいれば、逆に年数はそれほど大切ではない、という人もおります。年数が重要であるかは結局はその人次第ではありますが、ここでは築年数に関するお話を少しします。まず、年数が短い方が部屋の内部がそれほど使われていないために綺麗であることが多いだけではなく、部屋の内装以外の配管などのトラブルに見舞われる可能性も少ないです。年数が古いと、部屋に付属の設備が壊れてしまうなどのトラブルに遭う可能性も大きくなります。
一方、年数が古くても必ずしも悪い面ばかりではありません。まず、部屋の設備に関するトラブルは、自然損耗であれば貸主の負担となりますし、きちんと手入れが行き届いている所であれば、十分に綺麗に手入れがされている所もあります。経済的な面でもメリットがあります。年数が経っている物件は資産価値が下がっていくために、それだけ家賃が安くなっていく傾向があります。たとえば、間取りの広さがある程度必要であるけど、新しい所だと予算オーバーしてしまって厳しいという場合でも、築年数が20年以上などの古い物件であれば安くすむので何とかなるという事も多々あります。うまくメリットとデメリットを見極めれば、築年数が新しい物件も古い物件も両方とも魅力があります。