私は山梨県に住む20歳の電気工事士です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件を下見する時、何を重視するでしょうか。立地条件や通勤の便利さ、日当たり、広さなど色々な条件があります。それぞれの立場で、優位に立つものは違ってきます。ここで一つ注意したいのは、間取りに重きを置く人が少ない点です。立地条件や広さ、家賃といった条件はとても大切です。しかしながら、部屋の配置も、それらに劣らぬくらい重要なのです。部屋の配置が悪いと言うことは、住み辛いということです。せっかく引っ越してきたのに、部屋の配置の悪さが原因で、半年も経たずに再び引っ越しをした事例もあるくらいです。部屋を決める時は、見取り図と実際の部屋を比べて、更に自分の行動半径に照らし合わせてみると良いでしょう。部屋の見てくれの良さだけで決めるのは避けたいところです。
それでは、どのような間取り間取りが理想的なのでしょうか。それは、女性の視点で選ぶと間違いがありません。家にいる多くの時間を過ごすのは女性です。女性が暮らしやすい部屋は、間取りが良いということになります。女性が一日の内で、一番長く過ごすのはキッチンのスペースです。良い間取りとは、このキッチンを中心にした部屋割りが上手くできているかに掛っています。例えば、キッチンから玄関までが離れていると、宅急便や来客の度に、家事仕事をする人に負担が掛ります。このような視点で部屋割りを見ていくと、実際に暮らした時はどうかというイメージが湧いてきます。部屋を決める時は、部屋の配置に重点を置くことも忘れてならないことです。