僕は大分県に住む27歳のカスタマエンジニアです。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

賃貸物件に入居したいと思い、入居申込をすると必ず記載しなければならないのが「連帯保証人」という欄です。これは借主に万が一のことがあって家賃が滞納した場合などに、強制的にその分の家賃を支払う責任を負う立場に立つ人のことです。通常、これは「親族」がなることになっており、まずは「親」が一般的です。しかし、入居時の審査では借主だけでなく連帯保証人の収入（経済状況）もチェックされるため、親がすでに年金暮らしなどで収入が少ないと、これを頼むわけには行かなくなります。かと言って、責任のある立場ですから疎遠な親戚などには頼みにくいものです。では、どうしても立てることが出来ない場合にはどうしたら良いのでしょうか。

その答えは、「保証人不要システム」にあります。これには2つの方法があります。まず1つ目は、クレジットカードで家賃を支払うことを前提として契約する方法です。これは、専用のクレジットカード会社があり、大手の不動産会社と契約しています。毎月家賃の2～3％程度の手数料を支払う必要がありますが、クレジットカードのポイント還元があるので、実質的な負担は月に数百円程度です。2つ目の方法は、第三者機関に代行してもらう方法です。契約時に家賃の何％かを支払って代行してもらいます。ここで注意しておきたいことは、あくまでも利用するのは「不動産会社が導入・提携している会社に限る」という点です。自分で探して来た業者などに依頼すると、架空の保証人を立てたとして契約書の虚偽記載になる可能性があります。