賃貸物件を解約する時の注意点(茨城県/国会議員政策担当秘書/25歳/男性)

僕は茨城県に住む25歳の国会議員政策担当秘書です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件の退去には、契約期間を満了してそのまま更新せず退去する場合と、契約期間中に解約して退去する場合の二つがあります。前者の場合は、契約満了の1~数か月前に、契約を更新するかどうかのお知らせが貸主から届きますので、解約通知書に記入して提出します。後者の場合は、少し注意しないといけません。入居者が解約することを、退去日のある一定期間より前に、貸主に知らせなければならないからです。これを予告期間といい、大抵は退去日の1か月前までと定められています。1週間前に、来週退去したいと言ってもだめなのです。これは貸主側としては、突然退去されると、次の入居者が決まるまでは部屋が空室になってしまうので、応募期間をとって空室期間をなくすという意味合いがあります。


この解約予告をしてから、実際の退去日までの家賃は払わないといけないので注意が必要です。また、この予告は書面でなされることがほとんどです。電話などですと、言った言わないのトラブルになることが多いからです。解約日が契約期間満了日をまたがないかにも注意しましょう。契約を更新するためには、ほぼ家賃1か月分とも言われる、更新料がかかります。予告した日から契約期間満了日をまたいで、退去する日までの短い期間を住むためだけに、更新料を払わなければならなくなり、余計な出費となります。また火災保険も切れるので、何かあった場合に困ります。このようにいくつかの注意点がありますが、退去を計画している場合は、余裕をもって準備するようにしましょう。