私は大分県に住む48歳のキックボクサーです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸物件に入居する際には、とても細かな手続きをする必要があります。ある程度長い期間に渡って他人の不動産を独占的に使用させてもらうわけですから、面倒な手続きがあって当然だと言うこともできます。もちろん、退去する際にも、あらかじめ定められている方法で、退去手続きを行う必要があります。他にもっと条件の良い賃貸物件を見つけることができたからといって、「1週間後に引っ越しますので」と一方的に告げればそれで済むというものではありません。もちろん、部屋を引き払うこと自体は自由に行うことができますが、入居時に定められていた退去通知期間を満たしていない場合であれば、部屋を明け渡した日以降の家賃も支払う必要が生じますので、注意しなくてはなりません。
この退去通知自体は口頭で行っても有効であるとされていますが、あとになってから「そんな連絡は受けていない」などと言われるようなことがあっては困りますので、まず電話で一報を入れた上で、解約通知書を郵送もしくは持参するという方法が望ましいです。部屋を明け渡したあとで、修理が必要な箇所の確認を行いますし、敷金の残りを振り込んでもらう銀行口座を管理会社に伝える必要がありますので、いずれにしろ、口頭だけで手続きを済ませるというのは無理があります。この解約通知書については管理会社や不動産会社が指定の用紙を用意していますので、電話連絡をした際に郵送してもらうとよいでしょう。また、最初に賃貸借契約を交わした際に、この解約通知書の用紙も一緒に渡されているようなケースもあります。