賃貸物件を選ぶ上で築年数はあくまでも目安(大阪府/将校/63歳/男性)

僕は大阪府に住む63歳の将校です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を探すときにはいくつか重視するポイントがあります。具体的にいうと家賃や部屋の広さ、築年数や公共交通機関へのアクセスなどがあります。中でも築年数を物件探しの優先順位にする人は非常に多いです。しかしそこに明確な理由があることは少なく、なんとなく新築の方がいいからという理由で選ぶ人も少なくありません。しかし築浅の場合家賃が高くなる傾向があるため、必ずしも良い物件とは限りません。築年数が古い物件でも、外壁を塗り替えていたり室内をリフォームしていたりして、きれいになっている物件もたくさんあります。年数は一つの目安として考え、実際に見に行くことが重要だといえます。場合によっては想像以上によい物件が見つかることもあります。


実際に築年数が古い物件を選ぶ際には、いくつか注意しておくべきポイントがあります。まずは耐震性についての問題です。1981年に耐震基準の大きな見直しがあり、それ以降に建てられた物件は新耐震基準で建てられています。ですからそれ以降に建てられた物件であれば安全であるといえるので、物件を選ぶ際にはこの年月に注意することがひとつのポイントです。もしこの付近に建てられた物件ではっきりとわからない場合には、事前に確認するようにしましょう。あとはメンテナンスをしっかりと行っているかなど、実際に見ることなども大切です。このように築年数は、それだけで判断すると損をしてしまう可能性があります。物件選びの絶対条件にするのではなく、あくまでも一つの目安としてとらえることで、良い賃貸物件を探すことができます。