賃貸物件契約で必要書類を出す理由(岐阜県/ピアノ調律師/30歳/女性)

私は岐阜県に住む30歳のピアノ調律師です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


賃貸物件を借りる時の必要書類は物件によってですが、今現在住んでいるところの住所がわかる住民票と連帯保証人の印鑑証明は絶対に必要です。厳しいところだと住む人と連帯保証人の両方の源泉徴収票や給与明細が必要になってきたりもします。連帯保証人というのは家賃が払えなかった場合に代わりに払ってくれる人のことなのですが、生計を共にしている人以外が保証人になれます。そのため、必ず必要な書類はないわけですが、契約は口頭でも成立してしまうものだからです。あくまでも借りる側の状況を把握するためだったり、滞納などだったりと裁判になったときにも立証しやすいように賃貸の条件として要求しているだけなのです。ただ単に契約書に押印だけでいい場所もあります。


大家や管理会社も証拠能力を高めるために、実印を求めてくるところもあるし、所得額証明書や印鑑証明書まで欲しいという物件もあるのです。顔写真付きの身分証明書を持参するようになる場合もあるのですが、免許証などのコピーをとったりするのです。また、連帯保証人にしても貸主と借主の間の取り決めの合意事項になってくる部分もあるのですが、極端な話をいえば第3者であれば保証人にできるのがほとんどになってきます。貸してくれる大家が了承してくれれば、自分の身内でも他人でも保証人にできるわけです。定期的な収入があるとベストなのですが、保証人がいなかったとしても、保証会社を頼んだりする選択肢もあるので部屋を借りられるのです。