賃貸物件契約に必要な初期費用(大阪府/航空自衛官/18歳/男性)

僕は大阪府に住む18歳の航空自衛官です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


一般的には賃貸物件を契約するときに必要な初期費用は、敷金と礼金と仲介手数料と当月または翌月の家賃です。それぞれの費用は毎月の家賃の額から計算されます。敷金と礼金は家賃ひと月からふた月分、不動産会社へ支払う仲介手数料は家賃ひと月分というのが一般的です。家賃が基本ですから、共益費や維持管理費などは対象外になります。例えば、家賃が5万円で管理費が5000円、敷金と礼金と仲介手数料がそれぞれ家賃1ヶ月分であれば、当月翌月家賃と合わせて26万円支払います。当月家賃は無料にしてくれたり、日割りになることもあります。正確には仲介手数料に消費税が加算されて、もう少し高くなります。さて、物件によっては、これ以外の費用が必要となってくることがあるので注意が必要なのです。


例えば、固定電話回線の差込口はあっても、実際には建物に電話線がつながっておらず別途工事費用が必要になることがあります。こうしたことは、電話会社の人を呼んで調べて初めてわかるようなこともあります。最近では携帯電話が普及してはいますが、それでも固定電話を使いたい人やインターネット回線とセットで使いたいという人もまだ大勢います。以前の住居では無線接続のデータ通信を利用してインターネットを利用していても、新しい住居では電波状況が悪く固定回線を使わざるをえないようになることもあります。そうした費用はもちろん自前になるわけです。また、稀には建物にテレビのアンテナがついていないことがあります。この場合も自分でアンテナを購入設置する必要があり、別途料金がかかります。ワンセグなどでもテレビは視聴できますが、やはり映りの質が違います。これももちろん自分で支払うことになるのです。