僕は和歌山県に住む62歳の大道芸人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

日本で賃貸物件を借りる契約を交わすにあたっては、一般的に借りることを検討している家賃の価格帯の4から5倍ほどの費用を初期費用として準備しておく必要があるとされています。この内訳を見てみると、それぞれ礼金・敷金、仲介手数料、家賃の前払い金といったものとなり、それぞれの項目ごとに、家賃の一か月分から二か月分ほどの費用が掛かるケースが一般的となっています。たとえば家賃5万円の賃貸物件の契約を不動産仲介業者のサービスを利用して交わすのであれば、それぞれの項目に対して家賃の一か月分換算として計算するケースでは、20万円の現金を用意しておく必要があるのです。ただし、これは必ずしも必要となるわけではありません。

上記の四つの項目の中では、礼金と仲介手数料に関しては無料での契約を交わすことが可能な賃貸物件や不動産仲介業者もあるためです。これらの費用を節約することで、家賃の二か月分換算の初期費用の節約となるため、予算の確保が可能となり、よりいい物件、より家賃の高い物件に居住するといったことも可能となります。そういった賃貸物件は積極的に探すといいでしょう。一方の敷金と家賃の前払い金に関しては、敷金が一時預け金としての役割を持つお金であり、物件からの退去時に基本的に返還してもらえるものであり、家賃の前払い金は文字通り前払い金であるため、双方共に無駄な出費になることはないため、特に節約を意識する必要はない初期費用のお金となっています。