賃貸物件探しにおける通勤時間の考え方(福岡県/副校長/46歳/男性)

僕は福岡県に住む46歳の副校長です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


社会人の方が賃貸物件を探すうえで、通勤時間をどのように考えるかは人によるのではないでしょうか。勤務している会社からいくら離れていても、家賃が安くて広さが十分あれば通勤にかかる時間が長くても構わないと考える人もいるでしょうし、家賃が多少高かったり部屋が少し手狭であったりしても、人生の中で通勤に割く時間をできるだけ短くしたいと考える人もいるでしょう。通勤時間の長さに対する感覚も人によって異なります。例えば片道1時間を長いと考える人もいれば、短いと考える人もいます。また車で通勤するのか、電車で通勤するのかといった通勤条件によって体力的な負担も変わるので、時間の長さに対する感覚も変わってくるのではないでしょうか。


大学入学と同時に一人暮らしを始めた人や、社会に出て初めて一人暮らしを始めた人は、それぞれ最初に選んだ物件によって、通勤時間に対する考え方がある程度決まることも考えられます。徒歩や自転車で通えるような賃貸物件を選んだ人は、その後も比較的通勤時間が短くなるように物件を選ぶ傾向があります。また一方で、通勤に要する時間を不要なものと考えずに、有効活用しようと考える人もいます。電車の中で読書をしたり語学学習をしたりしたい人は、ある程度の長さの時間があったほうが望ましいといえます。結局のところ、物件探しにおいて直面するさまざまな条件のうち、自分は何を優先するかというところに行き着きます。通勤時間の使い方を考えることは、自分自身を見つめることにもなるわけです。