私は高知県に住む52歳の音楽評論家です。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。
賃貸生活を始める場合、できるだけ良い物件に住みたいと思うでしょうが、不動産屋が混んでいる時期、空いている時期によって物件の条件は変わってきます。混んでいる時期ほど、家賃に加え敷金礼金等も高めに設定されており、空いている時期はやや下がります。また、空いている期間は交渉もしやすく、より家賃を安くしてもらったり、敷金礼金をカットする事ができたりします。具体的に、最も混む繁忙期は1月から3月の間です。これは新社会人や学生等によって賑わい、交渉も難しく人も多いため、良い物件の競争率も高いでしょう。この時期に合わせて新築物件が出る事が多いです。それ以降、だんだんと空いていき、年間で一番空くと言われているのは夏の6月から8月頃となります。
9月頃を過ぎると、転勤がきまった社会人は引っ越しを始めます。そのため繁忙期までとはいかなくても混むようになります。転勤が決まった人の引っ越しが終われば年末となり、年末はあまり混まず、探す人は少ないでしょう。では良い物件を探すのは空いている時期にすべきかというとそういうわけでもなく、日々入居する人、退出する人がいるわけですから、こまめに情報をチェックすることが最も良い物件を見つけるために大切です。混んでいる時期でもタイミングが良ければ、いわゆる掘り出し物的な物件は見つかる事があります。ただ、元々の家賃設定が空いている時期の方が安めに設定されているので、そのぶん良い条件に見える事はあるでしょうね。