賃貸生活におけるデメリット(沖縄県/歌人/24歳/男性)

僕は沖縄県に住む24歳の歌人です。僕の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


長年にわたるローンを払い続けてでも戸建を買ってそこを終の棲家とするか、月々の手ごろな家賃で賃貸生活を続けるのがお得なのか、両者が包括するメリットとデメリットは相容れないものがあります。それに対する答えも百人百様なため、万人が納得する答えは出ないかもしれません。賃貸のデメリットを上げるとすれば、結局のところはどこまで行ってもマイホームでは無いという点でしょう。人は誰でも一国一城の主でありたいものです。しかし賃貸物件に住み続ける以上、それは見果てぬ夢で終わってしまいます。月々の家賃も住宅ローンに比べれば経済面での負担は少ないかもしれませんが、長いスパンで見直してみると、戸建購入費より高くつく場合もあります。


また契約時における初期費用(敷金、礼金、火災保険など)も思いのほか高くついてしまいます。これだけで家賃の3~6か月分に相当するため、気軽に引っ越すという事も難しいという側面も付随します。また契約更新手続きの際にも、更新料の名義で大家または不動産管理会社に家賃2か月分相当の金額を納めなければならないケースが大半です。これは主に2年に一度という期間が一般的です。つまり、ひと月ごとの経済的負担はそれほど多くは無いのですが、居住年数が長くなれば長くなるほど、その節目節目にかかるコストが膨大になるという事です。また部屋のリフォームも自分の意思で行う事は出来ません。正確には出来ない事は無いのですが、退去時の現状回帰費用に敷金が充てられるため、その返還金額が大幅にダウンする可能性もあります。