私は埼玉県に住む70歳のイタコです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。

現在、日本では、新築/中古/分譲マンション、一戸建て、店舗、工場、駐車場など、さまざまな形態の賃貸物件が契約されています。　賃貸物件も立地や間取り、周辺環境、築年数、リフォーム済みかどうかなどにより、大きく家賃相場も異なります。　また、賃貸住宅は住み替えが容易なので、転勤の多いサラリーマンや、居住期間の限られる学生などには非常にメリットの高い物件となる一方、自分の所有物ではないので、住居仕様の際には故意に内装を傷つけたり、設備面での破損には気を配らなければなりません。　このような損傷においては、退去時に仲介業者、大家さん立ち会いのもと住宅の損傷の確認をするのですが、故意の損傷によるものかどうかでのトラブルも起こりえます。

　では、解約時のこのようなトラブル回避には、どのような方法が良いのでしょうか。　まず、東京都などでは、経年劣化による住宅の損傷の補修、リフォームは貸主側の負担で行うと定められています。このことから、解約時の確認で発生しているキズ、損傷が経年劣化であるかどうか、事前に必ず確認しておくことが重要となります。　また、居住期間中も住宅の内装、設備をキズ付けない様注意を払う必要があります。　例えば、フローリング床の場合、絨毯やマットを敷いてキズ防止に役立てる、ポスターなども画鋲、押しピンなどではなく、剥がせるタイプの両面テープで貼るなど、工夫すればこれらの住宅内装へのキズは、最小限に押さえることができるでしょう。