距離を重視した賃貸の探し方(宮崎県/タレント/71歳/女性)

私は宮崎県に住む71歳のタレントです。私の考え方が、あなたの部屋探しのお役に立てれば嬉しいです。


いざ賃貸物件を探そうとする時、どんな部屋が良いだろうかと考えるものです。大抵は部屋に関することを考えるもので、広さや方位、あったら嬉しいものなどを思い浮かべることがほとんどです。見落としがちなのはその物件から最寄駅までどれくらいの距離があるかということです。部屋の探し方として内部に目が行くのは当然ですが、それ以外の要素にも目を向けないと、実際に暮らし始めた時に苦労したり、こんなはずではなかったと後悔することになります。距離はとくに死活問題とも言えるものです。家賃も安く設備も充実しているが、毎日往復で40分程度必要となると考える必要があります。時間と体力的に余裕があれば良いですが、誰しもそうとは限りません。


探し方として部屋にこだわるのはとても良いことです。長い時間を過ごすのは部屋の中というわけですから、設備や見た目に拘るというのはまず間違いなく重要な事です。とはいえ、距離的な部分なども無視することができない要素ではあります。ちなみに賃貸物件の家賃というのは駅からの距離が近くなると格段に高くなりますし、遠ざかれば低くなります。これは物件が新しい・古いなども関係してくるものの、すべての物件に当てはまることです。つまり、遠ければ家賃が安くて当たり前、近ければ家賃が高くて当たり前といえるのです。そう考えていれば、中間地点が良いと考えたり、設備に妥協して距離的な利点を摂るなどプラス・マイナスしながら物件を判断できます。